失敗談⑤ ブログのテーマの選定ミス。
一番初めに私が着目したブログのテーマがYMYLに絡んだ項目でした。
YMYLとは your money or your life というグーグル検索品質評価ガイドライン内で「将来の幸福、健康、経済的安定、人々の安全に潜在的に影響を与えるページ」を指して使用されている用語のことです。簡単に言うと、専門性がない人が書かないでね。といった内容です。
私の第一の目標は、アドセンスの資格を頂くことでこのブログがスタートしていますので、国際的なニュースを含めて抵触する可能性があると踏みました。元から丸写しではありませんでしたし、引っかからない程度の内容のニュースしか取り扱っていないつもりではありましたが審査機関が3週間も続いたため不安になったのです。そこで一気に方向転換をします。
1週間後には料理のこのブログに変わりました。(そのうちこの料理のブログは、ワードプレスに移行していきます。まさに今ワードプレスに移行している最中であり、そちらでもアドセンスの資格をもらえるように日々努力しています。)
1週間、一日2時間以上はかけてきましたので、だいぶ落ち込みました。ですが、事前調査をしなかった自分が悪いので仕方がありません。全て非公開にしてやりなおしました。そこから1早く時間を取り戻したかったので、記事を一日4時間ぐらい使って書き続けました。目安は1000文字から1500文字、記事数にして20は軽く超えました。
そこからわざとペースを落としました。見切り発車が得意な私ですから、失敗はつきものではありますがやるときめたことをいきなり咎められると流石に苦しかったです。文章にするとたったこれだけの内容ですが、軽く20時間はかかっていた内容を全て非公開にするわけですから。
従って、アドセンスの資格が欲しいと考えている人は、専門性がないのであればYMYLに絡んだテーマは避けたほうがいいです。後で気が付きましたが、色々な記事でこのように書かれていました。私もそう思います。とあるネットの掲示板で、YMYLに関するブログで何回も落ちていると書かれている方もいました。私は20時間を必要経費と割り切りました。いつまでもそのことにすがるよりも、次に進んだほうが早い気がしたからです。
名残惜しい気持ちは私にももちろんありました。1時間程度は迷いました。ですが行動力こそが私の長所でもあると考えていましたので、はてなブログをあっさり見切ったときと同じように、YMYLに抵触する可能性のある記事も全て非公開にしました。
私は上手ではありませんが、将棋もたしなむ程度には好きなのですが、最善手という言葉があります。どう行動する(どう指す)のが一番良いかという意味なのですが、人は最善手を指し続けることはできません。というよりもどの一手が正解なのかをコンピュータですら間違うことがあるのです。年々、将棋のコンピュータは強くなり続け、今やプロでもなかなか勝てない(公式戦でコンピュータが勝っています)ぐらい進歩を続けています。私の世代であれば知らない人はいないであろう時の人、羽生善治さんがコンピュータについてこのようなことをおっしゃっています。「コンピュータは確かに強い、だが全てが正解というわけでもない。実際に去年のコンピュータよりも今年のコンピュータのほうが強い・勝つわけですから勝つための道がないわけではない。」これを聞いたときに、私は確かにそうだと納得しました。
人生も同じではないでしょうか。別に失敗をしてはいけないというわけではなくて、失敗したとしてもそこから最善だと思える自分の行動を行い続ければよい。私はそのように考えます。だからこそ、20時間は痛手ではありましたが、損切することにしたのです。あのまま、非公開にしたブログを続けていたらどうなっていたかは私にはわかりません。もしかしたら合格していたかもしれませんが、合格していなかったかもしれません。ですが、あの6月頭の時点では私にとっての最善手は非公開にして1からやり直すことだったのです。
これが5つ目の失敗談です。私だって、決して楽をしてアドセンスの資格を頂けたわけではないということです。(ほめすぎかもしれません。笑)では今回はここまでです。最後までご覧いただいてありがとうございました。
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