2020年11月17日【テイン】(ジャスダック)が2連続ストップ高により値幅制限が4倍になりました。
こちらを考察する記事です。
この検証は自分のために行っております。投資を推奨するものではありません。
なぜ検証したいかというと「もし仮にこの4倍値幅制限が誰もわかっていないことがわかったら」とワクワクしてきたからです。興味がある方はご覧ください。
【デイトレ用】値幅4倍!7217【テイン】考察してみる。
まずはテインの5分足チャートをご覧ください。
- 前日 799円
- 始値 1129円(+41%)
- 終値 901円(+12%)
- 安値 899円(+12%)
- 高値 1249円(+56%)
始値は1129円(+41%)の大幅ギャップアップスタート(9:51)に始まり、
安値は899円(+12%)をつけます。(14:50)
相場が始まって高値を更新1249円(+56%)するものの(9:57)引けにかけては値を戻し、大引けは901円の陰線で着地しました。
指数や何かと連動するのか
日経平均とテイン
ジャスダックとテイン
マザーズとテイン
ドル円とテイン
どのチャートとも似ているとは言えなさそうです。
特にジャスダック銘柄ではありますが、新興市場と似通ったチャートには見えません。
制限値幅4倍時にテインで起きた現象をまとめる。
- 寄りは前日より高い。
- ストップ高2連の要因は、業績修正および配当予想の上方修正
- 15期ぶり最高益、配当5円増
- 時価総額は約50億~60憶程度
- 寄りから引けにかけて滑り台チャート。
- 当日は日経や新興も決して強い一日とは言えない日だった。
ツインバードと比較してみる
【デイトレ用】値幅4倍!6897【ツインバード】考察してみる。
この内容と比較してみます。
- 寄りは前日終値より高い。(+12%)
- 〇テインも同じく寄りは高い(+41%)
- 寄り直後は利確売りと思われる売りが出ているため押す
- 寄り(1020円)に対して、最大(951円)7%程度。
- ✖ツインバードは引けに抱えて値を戻したが、テインはそのまま落ち続けてほぼ安値引け
- 25分足(中期線)に対してタッチすれすれで反発する。(反発時の安値は974円)
- ✖ほぼ反発せずに、引けまで滑り台チャート
- その後、前場をまたいで後場に高値を更新するが、着地は1085円であった。
- 最大値1147円で買って、しまうと引けで1085円なので約5%の損失が発生する。
- ✖本日購入した場合は利益が出ない
- 最小値951円で買って、引けで決済すると約14%の利益が出ている。
- ✖利益が出ない
参考画像【ツインバード5分足】と【テイン5分足】
個人的感想【テインに思うこと】閲覧注意
前回のツインバードとは全く違い、デイトレするには厳しいと言わざるを得ません。
前日がストップ高(一文字2連)なので、寄りが高いのは基本的には普通の現象です。
その他に起きた現象もほとんどの部分で共通点が見つけられません。
ツインバードの時にやってみようとしたことを、テインで行っているとどうなったか。
ツインバードの時にやってみようとしたことを、テインで行っているとどうなったか。
- 25分足(中期線)で買う。・・・買値1150円前後
- 引けで売る。・・・・・・・・・売値901円
つまり、100株当たり▲249円(24900円)マイナスという結果になっていました。
次回4倍値幅が来たらどうするか。
ツインバードとテインの2銘柄を見ている限りでは残念ながら共通点が見当たらないので、一旦はスルーが妥当だと考えます。
もっとデータを集めて効果的な策を練りたいですね!
→コムシード・テイン・ツインバードの3銘柄分です。
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