仕事ができる、できない判断基準②

回の続きです。 会社員の仕事の評価は「スピード」で決まると言っても過言ではないというお話をしました。今回はそれの補足説明です。前回の例えを使いましょう。月曜日に金曜日期日の仕事が一つおりてきたとします。いつやっても問題ありません。月曜日にやった人と金曜日にやった人、どちらも同じ仕事をしていますが評価は違います。ここで考えていただきたいのは、「同じ仕事」をしたはずなのに評価が違うという点です。普通に考えておかしくないですか。仮に仕事の精度がおなじであったとしても早く終わったほうが評価されるのです。そして、前回も言いましたが早く仕事を終えた人は、そのサイクルで仕事をし続けているので評価が上がり続けます。少なくとも下がることはありません。懸念事項があるとしたら、それは次の仕事です。 通常の業務の中でやらなければならないことをやりながら、降りてきた仕事をこなしていくわけです。この考え方は結構シンプルで、私のような思考回路が単純な人は、いろいろと仕事を持つと「なにからやろう」と余計なことを考えるのが苦手です。考えている暇があれば終わらせてしまいます。 この考え方は理にかなっていて、仕事を10やりなさいと指示が来た時に、なにから片付けるのが最善であるかというお話になります。答えは小さいものから片付けてしまうことです。10個も仕事があると、嫌になりませんか。どちらにしろやらないといけない仕事です。そのやらなければならない仕事をすっきりさせるために小さい仕事から片付けていくわけです。実はこの内容、料理にも似ている部分があります さしすせそ、それも料理におけるさしすせそ、ご存知ですか。料理には手順というものが存在します。実はさしすせその順番で調味料を入れると、分子の大きさ的に味が入りやすいという指標なんです。従って、料理ではさしすせその順番で、基本的には調味料を足していくことになります。 岩、石、砂があって、バケツに入れてください。こんな問題があったとします。何から入れるか、答えは岩からです。これは仕事と真逆になってしまいますが、大きいものから入れないと、入らないからです。これが手順です。 仕事の場合は逆のほうがうまくいきます。今ではタスク管理とかいう言葉がありますが、どれだけ情報処理するための能力を仕事にむけられるかが勝負です。余計なことを考えなくて済むように、仕事は小さいものから仕上げていくとタスク管理がしやすくなるので仕事の精度は上がります。 パソコンでも同じですよね。10個もタスクを開いていると内容にもよりますが処理速度が遅くなります。人間だって同じです。だからこそ小さいものから的確に仕上げていく必要があるわけです。 話を戻すと、AさんとBさんに能力的な差がなくても、その仕事の早さだけで同じことをしているにも関わらず評価が変わりますし、早く仕事が終わるということは自分の時間に充てられるという意味です。そう考えると仕事早く終わらせたくなりませんか。自分のために時間を使いたくありませんか。 以前15分の努力で1年間で37倍の働きがあるお話をしました。15分の努力をするための工夫はこういったところでも出来るわけです。
 時間がない、環境が違う、タイミングが合わない、全部いいわけです。私もそうしてきました。ですが、自分の生き方は自分で決めたほうがよくないですか。自分のためにブログを書いて、それが結果的に誰かの役に立てれば最高じゃないですか。という雑談でした。
 仕事でもし悩んでいる方いたらぜひ実践してみてください。最後までご覧いただいてありがとうございました。

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