
・クソリプ防止機能が話題だね。どんな機能なの?
・なんでそんな機能実装したの?
・メリットやデメリットは?
・抜け道ってあるの?
・みんなの反応は?
クソリプ防止機能の背景
Twitterが嫌がらせを防止することを目的に、会話機能を改善する取り組みを行いました。
実はこの取り組みは2020年の1月から発表され、米Twitterは5月20日(現地時間)から、返信(リプライ)できる相手を3段階で調整する機能のテストを開始していた。
嫌がらせ防止は近年、問題になっている【誹謗中傷】への対策の一環だとされており、注目を集めるのも頷ける内容です。
2020年8月12日より、一般向けにも開放され話題を呼んでいる。そこで、どのような機能があるのか、効果、抜け道、メリットやデメリット、反応などをまとめてみました。
正しくは、クソリプ防止機能ではなく、Twitterリプライ制限です。
機能

①全員・・・誰でもリプライ可能です。(従来通り)
②フォローしているアカウント・・・自分がフォローしているアカウントのみ
③@ツイートしたアカウントのみ・・・リプライを送った後にリプライされた本人のみ返信できる機能
この3点が追加されています。
通常の今まで通りの運用したい方は①で全員での運用で大丈夫ですが、他2つが目新しい機能になります。
メリットとデメリット
メリット
- アカウントではなく、1ツイートに対して鍵をかけることが出来るようになった
- 鍵をかけなくても、ツイートが外部に出にくい
- 誹謗中傷を抑止する効果が見込める
- 仲間内でツイッターを楽しむことが出来る
デメリット
- 仮に1ツイートに鍵をかけても別のツイートにリプライできてしまう。
- スクショで保管は出来る
- 抜け道がある
- 一方的な主張が、正しい主張にみえる可能性がある。
- 予約投稿が出来なくなる(タップできない)
早速抜け道が!?
抜け道の方法
早速ですが抜け道が発見されています。それは
引用リツイートを利用する
ことで、直接ツイートのツリーに対してリプライは遅れませんがコメントを表示させることはできます。実際に、複数名すでに行っており検証もされています。
抜け道を利用して拡散させることが出来る!?
敢えて、コメント欄(リプライ)に制限を加えることで、コメントをしたい欲求を利用することが出来るということです。引用リツイートを狙った拡散を狙う人も一定数でてくる可能性があります。
抜け道の例

・リプライはいらないけど、自分のツイートを拡散したいな。
・一度バズりたいから、あえて制限をかけて煽ってやる!
敢えて、リプライ制限をかけることで、何かを煽るような文面を作成したとします。通常であれば、リプライでやり取りを行うところ、リプライには制限がありますので引用リツイートでコメントさせるという手法を使えることになります。

いかにも自分の意見が正しいようにみせかけてやる
基本的に、フォロワーは自分の意見の賛同者が多く存在します。従って、リプライ制限をかけることで一方的に自分の1意見が正しいように見せかけることが出来ます。
みんなの反応まとめ
- 一部の賛同の意見しか取り入れない未来しか見えない
- デマを修正するリプが付けられなくなる
- 誹謗中傷は減るだろうけど、間違いの指摘もできなくなる
- 引用リツイートも制限してほしい
- 使う人次第
- アンチが多い人や、メンタル弱い人にはいいかもしれない
- ツイート投稿の編集機能のほうが欲しい(誤字脱字防止)
- 自分のリプライ欄に悪口が表示されにくくなるだけ。
- 予約投稿が出来なくなった
- ぼっちの自分には元からリプこないので関係ない
- 肯定以外をクソリプと感じることがそもそも間違えている
- 大賛成!うれしい!
- 要らない!元からリプライない!
今後どうなるのか
メリットやデメリットを勘案すると、今後もオープンなSNSの世界は、少しずつクローズドなSNSへの社会へと変化していくことでしょう。
それも、そのSNSの世界は完全にクローズドな世界に変わるのではなく、【村社会】的な様相に変化していくものだと推察されます。
もし、SNS上での誹謗中傷に困られている方がいるようでしたら、下の本は参考になります。
SNSの社会は難しくはありますが、ネットリテラシーを身に着け、適切に使用しましょう。
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