持続化給付金と特別給付金（2回目）に関する詐欺【15万円？】

持続化給付金詐欺ってどんなの？

持続化給付金詐欺ってまだ続いているの？

特別給付金詐欺ってどんなの？

なんで今頃になって特別給付金に関する詐欺が叫ばれてるの？

特別給付金詐欺を避ける方法はないのかな？

このような事を解説する記事です。

他人事ではないこともありますのでご注意ください。

同志社大学の学生らが国の持続化給付金をだまし取った事件。

警察は、勧誘役の学生がサークル活動などで知り合った学生ら十数人に嘘の申請をさせたとみて調べています。

2020年10月21日に同志社大学2年の山本拓人容疑者（２２）が詐欺容疑で逮捕されました。

警察の情報によると、詐欺グループの仙波大督容疑者や宇田凱容疑者の指示を受けて、知人の女子大学生2名に個人事業主だと偽って、嘘の書類を提出させ「持続化給付金200万円」をだまし取ったとのこと。

（画像はMBSの報道より引用）

ここで持続化給付金の事件が終幕すればよいのですが、まだ持続化給付金に関する詐欺は続いています。

地域では山梨や広島などで逮捕者が出ており、特徴としてはグループで活動しているところにあります。

先ほどの例は、新型コロナの影響により先行きが立たず、個人事業主を守る制度として国が発表しました。

簡単に言うと、「自分は前年稼いでいたけど、コロナの影響で稼げなくなった人は国に教えてくれたら、その証明が出来る人は保証します。」このような内容です。

国からの制度は、2種類ありました。

今、話題に上っているのが特別給付金です。

特別給付金によるフィッシング詐欺が2020年10月ごろに少しずつ猛威を振るい始めています。

何故、今になってかというと2回目の特別給付金が支給されるかもしれないという情報が報道されたからです。

Twitterをやっている人であれば聞いたことがあるかもしれません。一時トレンドにも入っていました。

合計で15万円（つまり追加は5万円）の支給が行われる可能性を示唆した内容を菅首相が3次補正予算に組み込まなければならないと発言したことに始まります。

総務省をかたるメールが届きます。詳しい全文は画像をご覧ください。

このような内容でメールが送付されてきます。

難しい言葉の羅列で、いかにも国から送られてきたようなメールの内容にも見えます。

この偽総務省のメールがフィッシング詐欺です。

ちなみにですが、勿論、総務省もこの案件を把握しており2020年10月15日に注意喚起しております。

総務省の注意喚起によると、要点はたった１つだけですので覚えてください。

特別給付金に関する情報をメールで通知をすることは無い。

つまり、info_atmark_soumu.go.jp（メールの誤送付防止のため、「@」を「_atmark_」と表示しております。）のようなサイトから送付されたメールは全て詐欺だと言えるのでリンクをクリックしないでください。

気が付ける人はドメインがおかしいと気が付くかもしれませんが、一般人が気が付くには難しいですし直近のダイソンをかたる偽サイトでは（.com）などの日本人になじみのあるドメインも使用されていた事例があります。（本来であれば企業は、.co.jp）

従って、こういった詐欺にかからないためにも国からのメールは総務省がないと断言しているので開かないように注意してください！