大豆ミートって何?
大豆ミートって何がいいの?
逆にデメリットってある?
実際に美味しいの?
どんな料理に使えるの?
どんな種類があるの?
このような事を解説する記事です。
【代替肉】大豆ミートとは?メリットとデメリット【健康食材】
大豆ミートは、「大豆肉」「ソイミート」「ベジミート」などと呼ばれています。
そもそも大豆は畑の肉と言われているほど栄養価の高い食材です。
近年アメリカを中心に話題となっており、日本企業もコンビニを中心に広がりを見せています。
大豆ミートとは、簡単に言うと「肉の代わり、代用肉、代替肉」として使用されることが多い商品です。
日本では、健康志向が強くなりつつありますので確実に今後ブームとなるでしょう。
つまり、大豆ミートは時流に乗っている健康食材とも言えます。
ですが、2020年11月段階で大豆ミートという言葉が日本でそれほど浸透しているとは言えません。
大豆ミートのメリットとデメリット
まずは大豆ミートのメリットとデメリットを解説します。
大豆ミートのメリット
①低カロリー(太りにくい!)
大豆ミートは加工の過程で大豆の油分を圧搾しますので、低脂質・低カロリーである事が特徴です。
単純比較でもカロリーは50%オフから比較商品によっては70%オフになります。
②高タンパク質(筋トレに最適!)
肉の約1.5倍程度のたんぱく質が含まれています。
つまり、筋トレでの食事にも最適だと言えることになります。
③ノンコレステロール(生活習慣病にかかりにくい!)
大豆たんぱくには、コレステロールが含まれていません。
つまり、生活習慣病の原因が一つ取り除けることになります。
④食物繊維豊富(便が出やすい!)
大豆ミートにはお肉には含まれていない食物繊維が豊富に含まれています。
つまり、便秘解消にも繋がります。
⑤長期保管可能な乾物(非常食として優秀!)
大豆ミートは基本的に乾物で販売されています。
つまり、災害時などの非常食としても利用することが可能です!
(新型コロナの第三派の影響で外出自粛要請の際にも有効だと言えます。)
⑥肉を食べられない人でも食べられる(ヴィーガン・ベジタリアンでも食べられる!)
日本では少ないですが、肉を食べられない人でも食べられます。
デメリット
①代替肉による食肉業界の職が減少する
2020年現在のアメリカでの代替肉は食肉業界の5%程度にすぎませんが、今後15%程度まで成長すると言われています。
つまり、食肉を必要とすればするほど食肉業界の職業が減少することを意味します。
②価格帯が商品に応じて上下する
供給量がまだまだ多いとは言えませんので、価格帯が定まっていません。
2020年時点では、商品にもよりますが高いものは肉に対して1.5倍から4倍程度と幅が広いです。
③調理に手間がかかる
大豆ミートはメリットの部分で述べた部分がデメリットにも成りえます。
それは、乾物なので調理する際に「もどす」という作業が必要になることを意味するからです。
各社・各商品、目安時間としてはお湯を5分程度くぐらせる必要があるので多少の手間は覚悟しなければなりません。
メリットとデメリットの総括
食事としての大豆ミートはメリットしか考えられないほど高性能な商品です。
ですが、市場にあまり出回っていないので価格が商品によってばらつきがある事や、調理工程がひとつ増えることはデメリットとして認識しておく必要があるでしょう。
大豆ミートの肝心なお味はいかが?
はっきり言いましょう。美味しいです。
と、いうよりも私は15年料理に携わってきているのですが、味というのはよほどの玄人でもない限り2つのポイントを外さない限り、おいしく食べられると考えています。(料理人のくせに)
つまり、何が言いたいかというと、肉として食べれば肉として食べられるので美味しいという事です。
ちなみに余談ですが、おいしく感じさせる2つのポイントは
- 温度
- 盛り付け
この2点です。
今まで、色々な商品で代替品は使われてきています。
- ウナギの代わりに、アナゴでかば焼きを作ってみる。
- お肉の代わりに豆腐でハンバーグを作ってみる。
- ごはんの代わりに、胸肉でカレー(ライス)を作ってみる。
これら全て美味しいです。 大豆ミートも同じです。調理方法は若干限られてはしまうものの、おいしく食べることが出来ます。
私は一般人ですが、魚介鍋に肉が入っていてもおいしく食べることが出来ます!
(料理人の中には、味にまとまりがなくなる、味がぼやける等、言われることがあります。)
話がそれました。
そんな私は、個人的により料理人よりも一般の消費者に近しい存在だと自負しています。
そんな私がお勧めする料理がこちら
大豆ミートでおいしく食べられる料理
大豆ミートでお勧めする料理は、商品にもよるのですが
- ハンバーグ
- から揚げ
- そぼろ丼
- 餃子
- コーンフレークにトッピング(グラノール的な使い方)
健康を重視して大豆ミートを使う場合はから揚げでは脂質が多くて今一つかもしれませんが、
基本的に加工食品の代替肉として扱うと良いです。
鍋具材のつみれなどに混ぜてみる。なんて使い方もありです。
これらは、肉そのものをメインとした商品ではなく、肉を調理して使った料理です。
ステーキ(チャレンジしたことがないのですが恐らくできます)みたいな肉そのものの味を楽しむ料理以外に関しては、ほぼ全て当てはまると言えます。(生姜焼きも可能)
大豆ミート種類
大豆ミートには先述したように種類が存在します。
- ブロックタイプ から揚げ等に使うタイプ
- フィレタイプ 生姜焼きなどに使うタイプ
- ミンチタイプ ひき肉の代わりとして使うタイプ
興味があれば、タイプ別の使い方と商品紹介を別記事で紹介していますので是非ご覧ください。
素晴らしいこの大豆ミートという商品、試してみたい方は是非どうぞ!
コメント