コロナ禍で業績が厳しい飲食業界。2020年9月段階で、ファミリーレストランで70%から80%程度、居酒屋業態で50%程度と非常に厳しい状況。
しかし、実はコロナ禍の影響もあり業績が回復した飲食店がある。それが小僧寿しだ。
【小僧寿し】コロナ禍で業績復活した会社がある!?【飲食店情報】
小僧寿しはコロナ禍で、持ち帰り需要がヒットしたため業績を回復させることが出来た。
小僧寿しは会社としても業績を上方修正しているので、自信をもっていると思われる。
確かに、持ち帰り需要はこれからも続くだろうが、各社持ち帰り需要に対して行動しながらGotoEatの恩恵を受けているので、今後もこの状況が続くとは考えにくい。
小僧寿しの歴史
小僧寿しは回転すしブームにより、ずっと業績が低迷してきており店舗数は年々減少傾向。東証ジャスダックに上場しているものの2016年9月期から2019年9月期まで連続赤字だった(4年連続赤字)。その後も予断を許さない状況下が続いていたのだが、2020年6月の決算でプラスに転じている。2020年9月15日の決算では、今期最終を46%上方修正しており厳しい外食業界の中で輝いている業績を放つ。
小僧寿しの強み
小僧寿しは1964年の持ち帰り寿司を前身とし、1972年に「小僧寿し」を設立。
コロナの影響で、小僧寿しは持ち前の持ち帰りが功を奏し業績回復に至ったのである。
外食産業としての寿司店
そんな中でも、寿司店の倒産は2020年で23件発生しており(前年同期比53%増 前年同期15件)急増している。
一般庶民にとっての寿司店とは、回転寿司を指すことが多いかもしれないが、寿司はSUSHIとしても人気がある。そう、インバウンド目当て(旅行客)の寿司店です。
インバウンド目当ての外食事業は軒並み厳しい業績
インバウンド目当て(旅行客)目当ての飲食店は寿司に限らず厳しい状況下が続いている。
それはANAの雇用に関する記事や諸外国の旅行に関する記事、或いは再ロックダウンなどのニュースをみてもわかるように外需に期待できない。
インバウンド目当てで作られた会社は、方針を変えるか、倒産するか、耐えるかを迫られている。
コロナ以前の来客の流れ
寿司店の来客は、ファミリー層を大手回転寿司チェーンに取られ、大人は寿司居酒屋に流れてしまっていた。つまり、小僧寿しにとってはずっと逆風が流れていたので業績も悪かったと言える。
コロナ禍による来客の流れ
持ち帰り需要が圧倒的に増えたため、UberEatsや出前館などの業態が一気に伸び、各社取り組みを始めた。その持ち帰り需要とマッチしたのが小僧寿しだった。
落ち着きを見せたコロナ禍、このあと小僧寿しはどうなる?
GotoEatの影響をもろに受けると、業績は再度悪化する可能性がある。
実際に各社GotoEatの関係もあって、業績を少しずつではあるが回復させてきてるからだ。
年末商戦、小僧寿しはどうなる?
これはあくまでも予想だが、業績は横ばいだと予想します。
理由は、小僧寿しにとっては特需となる見込みがあるのが宴会需要なのですが、各社UberEatsや出前館などを用いて持ち帰りに対する施策を行っています。この宴会需要をどこまで取り込めるかが勝負のカギとなります。
逆に、業績回復に至らない可能性としてGotoEatが重しになると予想します。
まとめ:【小僧寿し】コロナ禍で業績復活した会社がある!?【飲食店情報】
小僧寿しはコロナ禍で、持ち帰り需要がヒットしたため業績を回復させることが出来た。
小僧寿しは会社としても業績を上方修正しているので、自信をもっていると思われる。
確かに、持ち帰り需要はこれからも続くだろうが、各社持ち帰り需要に対して行動しながらGotoEatの恩恵を受けているので、今後もこの状況が続くとは考えにくい。
個人としては、老舗企業である小僧寿しには頑張ってもらいたい。
暗い話が目立つ飲食業界に一条の光を差し込む企業となれるのか!
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