ひろゆき×ホリエモン「飲食業界はセンスないスライム同士の戦い」

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これから飲食店はどうなるんだろう?

著名人はどんなふうに考えてるの?

このような事を解説する記事です。

ホリエモン×ひろゆき氏の対談は

ホリエモン×ひろゆき「和民が居酒屋から焼肉店に転身! 飲食業界の未来はどうなる?」

こちらを参照しています。

ホリエモン×ひろゆき どうなる?飲食業界の未来

まずは2人の対談内容を抜粋します。

居酒屋業態である和民が焼き肉店への転身を行ったが、堀江氏は「居酒屋から焼き肉店にシフトチェンジするには設備投資が必要だから、リスクが高い」と指摘している。

ひろゆき氏「和民は業界長いので、ノウハウがありそう」

ホリエモン氏「焼き肉がダメ」ではない。やり方次第

ひろゆき氏「飲食店は、やめられるならやめたほうが良い。消耗戦にしかならない」

ホリエモン氏「そう思われているからチャンス。ニーズは必ず回復する」

ひろゆき氏「立地がいいとか安く手に入るなら良いけど、全体が落ち着いてから再進出でもよいのでは?」

ホリエモン氏「落ち着いてからだと遅い。儲からなくなる」

ひろゆき氏「独自ブランド価値がなければ、どこにでもあるチェーン店にコロナが終わってからも行きたいとはならないのでは?」

ホリエモン氏「そういうのはダメ。和民はまさにそれ」

ひろゆき氏「「店舗以外で売上を上げる方法」が必要。ネット通販やウーバーイーツがわからない人は未だに多い。」

ホリエモン氏「業態によっては必ずしも平時にやる必要はないけど、飲食業界のIT化は急務。上場大手以外はほとんどIT化できていない現状がある。」

ひろゆき氏「飲食店の経営は大変ですね」

ホリエモン氏「いや俺から見れば、飲食業界は経営センスのないスライム同士が戦っている状態。ちゃんとやれば、うまくいくよ。」

この両者の主張は実際に正しい主張なのだろうか?

ホリエモン氏ひろゆき氏の主張をデータで確認する

ホリエモン氏とひろゆき氏の主張をまとめるとこのようになる。

  • 飲食業界でIT化は必須。
  • 店舗外での売上をどうやって確保するかが大切。
  • 飲食店はいったん撤退したほうが良い(ひろゆき氏)
  • 飲食店はコロナ禍が収まってから行動しては遅い(ホリエモン氏)

飲食業界でIT化は必須?

答えはIT化は必須です。

何故ならば、飲食店の費用構造はFLコスト(材料費と人件費)で65%~70%程度消費されているので費用構造を改革しなければ利益率を上げることができないからです。

IT化【売上】

これは対談でも出てきた、宅配や持ち帰りが該当します。

つまり、出前館やウーバーイーツ等の店舗でなくても売上を上げる方法が少しずつではあるものの浸透しつつあります。

今はGotoEatの影響があってネット予約も浸透しつつあります。

【エビソル飲食店予約推移・10月度(10/5〜11/1)】Go To Eat キャンペーン開始から1ヶ月、予約総数は9月比1.7倍と飲食店利用の機運が高まる(外部リンク:PRTIMES)

IT化【労務】

一昔前の飲食店と言えばブラック企業の第一人者といっても過言ではないほど過酷でした。

それがIT化が進むことで少しずつではあるものの緩和されてきています。

大手であれば静脈認証や指紋認証といった制度を導入することで、飲食業界のブラック化に歯止めをかけにかかっている。(時給は1分単位での支給)

IT化【対顧客】

これからは、顧客のスマホで注文する飲食店が増えると想定されます。

現状の飲食店では、接客担当者が注文を取りに来ることがほとんどではあるが食券の導入やタッチパネルの導入、或いはスマホでのアプリ導入が進んでいます。

店舗外で売上を確保する必要性がある

これも恐らく間違いないでしょう。

持ち帰りや宅配は、利用したことがない店舗の利用や、お試しで使ってみる利用の仕方があり、結果的に店舗内売上にも繋がるデータが示されています。

プロが予想する。どうなる?飲食店のデリバリー

つまり、両名の主張は基本的にデータ上も正しいと言えることになります。

ちなみにホリエモン氏はこの対談だけでなく、自身のYouTubeでも色々な意見を言っていますし、自身で飲食店を経営もしているので紹介します。

飲食店経営者ホリエモン氏の飲食業界の予測

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ネット上のレシピをキュレーションすれば飲食店ができる時代!これからの飲食店の可能性【NewsPicksコラボ】

ホリエモン氏の飲食店の今後の予想としては

  • 飲食店はエンタメ化する
  • 飲食店はプライシングがおかしい(ラーメンは1000円超える値段が難しいとされている)

今回の対談内容とリンクする話はこの2か所です。

飲食店のエンタメ化に関しては、

  • ✖寿司職人が寿司を握る
  • イケメンや俳優が寿司を握る

これだけでも価値を創造することができると動画内で語っています。

ちなみに、この傾向は確かに飲食業界で起きている現象です。味そのものではなくて、見た目や見せ方で話題になって売上が伸びるという構造です。以前記事にした例がわかりやすい例ではないでしょうか。

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プライシングに関しては、エンタメ化することで値段(価値)を払うので解決することが出来る

というホリエモン氏の主張です。

実際にホリエモン氏は、WAGYUMAFIAという和牛ブランドで色々な取り組みをされています。

ホリエモン×ひろゆきの対談より「飲食業界はセンスのないスライム同士の戦い」

まとめ:ひろゆき×ホリエモン「飲食業界はセンスないスライム同士の戦い」

主張自体は、データ上でも正しいと言えそうです。

但し、最後の捨て台詞的なホリエモン氏が放った「飲食業界はセンスのないスライム同士の戦い」は仮に事実だとしても、わざわざ言う必要があったのか。と疑問を持たざるを得ません。

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