ギブアンドテイクとは、「持ちつ持たれつ」という意味を指します。
具体的にはこのような意味となります。
- 公平なやり取り
- お互いにメリットがある関係性
- お互いに譲り合う
つまり、日本人が捉えやすい打算的な意味(見返りを求める)を指すのではなくて、英語ではポジティブな意味合いが強いと言えます。
従って、返報性の法則(何かをしてもらったら、何かを返さなければならないと考える心理法則)というよりはWINWINの関係性を築くことだと言えます。
Give&Takeの3タイプ
Give&Takeには3パターンの人間が存在します。
Giver
与える側の人間
ビジネスにおいては最も成功しやすいと言われています。インフルエンサーの多くはギバーを目指すことを推奨しています。ギバーだったからこそインフルエンサーになれたともいえるかもしれません。
Taker
与えられる側の人間
テイクされるためには、ギブをしないと得られないとも言えます。広義の意味では、このブログ・記事・サイトもユーザーに対して「情報をギブ」しており、その対価として報酬(テイク)することが出来ると言える。
マッチャー
自分が行動したことに対して、自分も同等の行動が欲しい。
自分はこれだけ頂いたから、これだけお返ししよう。
このような考え方をするのがマッチャーであり、冒頭で述べた返報性の法則を重視した考え方を持つ人を指します。日本人の多くはこのタイプに該当するのではないでしょうか。
成功しやすいタイプはどのタイプか
ギバーです。
理由は「自分本位でなく、他者思考であるから」です。
テイカーもマッチャーも主語は自分です。ギバーのみが唯一、思考回路が相手になっていることが読み取れます。従って、一番成功しやすいのはギバーだと言えます。
Give&Takeで注意しないといけないことは?
強要することです。
確かに、成功者と言われる人たちは圧倒的なギバーであるからこそ成功したと言えるかもしれません。ですが、ギブアンドテイクという言葉だけが独り歩きしてしまうと危険な現象も起こりえます。
具体例をTwitterから参照します。
会話左がテイカー、右はどちらかわかりません。
左の方は自分の欲求を伝えていますが、ギブアンドテイクのもともとの考え方である「持ちつ持たれつ」や「WINWINの関係性」は築けないように考えられます。
右の方はどのタイプかは画像だけでは判断できませんが、私には至極まっとうで誠実な対応をされていると考えます。
参考書籍
もし、もっと詳しくGive&Takeを勉強したいという方がいればこちらをどうぞ。
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