【簡単な用語解説】ポンジスキームとは【事例共有:PGA】

用語解説

ポンジスキームって聞いたことあるけど何のことかわからない

ポンジスキームって具体的にどんなことをしてるの?

なんでポンジスキームっていうの?

ポンジスキームの具体例が知りたい!

このような事を解説する記事です。

 

ポンジスキームとは

ポンジスキームとは、「出資してもらった資金を運用し、その利益を出資者に還元すること」を謳った詐欺の一種の事を指す。

ポンジスキームの内容

出資された資金を運用して、利益を出資者に還元することを出資者に伝えて、後から同様の説明をした出資者からも資金を集めて配当金と偽ってあたかも資金運用がうまくいっているように見せかける詐欺。

勿論、実際に資金運用をしているわけではなく、出資者からの資金を自転車操業しているだけの状態なので実際に利益は出ていない。

ポンジスキームの具体例

  • A氏から100万円資金運用という名目で資金を預かる。
  • B氏からも100万円を同様に預かる。
  • (→A氏に配当金として5万円配る。A氏は資金運用がうまくいっているのだと思う)
  • C氏からも100万円を同様に預かる
  • (→A氏に更に配当金として5万円、B氏に5万円配当金として配る。A氏B氏共に資金運用がうまくいっていると思う。)
  • 手元に残った資金は300万円ー15万円=285万円
  • この285万円を持ったまま音信不通となる。
  • (これがいわゆる、「飛ぶ」と言われる行為)

ポンジスキームの類似例

  • 出資金詐欺(投資詐欺)
  • ねずみ講 (ピラミッドスキーム)
  • 無限連鎖講 
  • 自転車操業

無限連鎖講とは金品を払う参加者が無限に増加するという前提において、2名以上の倍率で増加する下位会員から徴収した金品を、上位会員に分配することで上位会員が自ら払った金品を上回る配当を受け取ることが出来る組織の事を指します。

ポンジスキームも同様に、金品を払う参加者が無限に増加するという前提であれば失敗しない。しかしながら、金品を払う参加者は有限である為、最終的には破綻するため日本は無限連鎖講の防止に関する法律が定めれている

ポンジスキームの名前の由来

チャールズ・ポンジ(1882年3月3日~1949年1月18日)の名前に由来している。

ポンジスキームの大きな事件

2000年代に1600人から合計3200億円集めて破綻。懲役7年の実刑判決の事例がある。

ポンジスキーム2020年の事例共有

PGA(プランスゴールド)というポンジスキームが発生しました。

簡単にまとめると

  • 仮想通貨の取引で利益を得る仕組み 
  • 運用資金は1000ドルから 
  • 平均月利が15%程度 
  • 出勤は申請後3営業日

元よりこのPGAに関してはポンジスキームだと怪しまれていました。理由は

  • 日本の過去に色々あった商材屋が動き回っている。 
  • アービトラージというシステム上PGAが言う高利回りは実現が難しい 

要点を言うと

月利15%なので4か月もあれば元本回収できる凄いシステム!(詐欺でした)

ここから更に重要なことがあるので、よく覚えておいてください。

PGAをポンジスキームとして批判することで、他の案件に誘導する手法も流行っています!

ポンジスキームのすべてが仮想通貨関連ではありませんが、しっかりとした知識がないと詐欺に陥る可能性があがりますので注意してください。

特に仮想通貨はこれから2017年ごろから少しずつ取引も活発になりつつあります。だからこそ、しっかりとした知識を持って投資を行うべきだと言えます。

もっと詐欺を学びたい方、仮想通貨を学びたい方はこちらを参考にどうぞ。

小説家の方が書かれた本です。一般的なビジネス書より読みやすいです。

 

 

 

漫画で理解する系の勉強できる本は他に株もありますが理解しやすいです。

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