2020年11月26日【リード】(東証2部)が2連続ストップ高により値幅制限が4倍になりました。
こちらを考察する記事です。
この検証は自分のために行っております。投資を推奨するものではありません。
なぜ検証したいかというと「もし仮にこの4倍値幅制限が誰もわかっていないことがわかったら」とワクワクしてきたからです。興味がある方はご覧ください。
【デイトレ用】値幅4倍!6982【リード】考察してみる。
まずはリードの5分足チャートをご覧ください。
始値は960円(+57%)の大幅ギャップアップスタート(10:18)に始まり、安値は772円(+26%)をつけます。(12:30)後場が始まってすぐに安値を付け、他の銘柄同様に下がり続けるのかと思われましたが引けにかけては値を戻し、大引けはまさかのストップ高1009円引けという感動的なチャートを形成しています。
タグ何かと連動するのか
現状、4倍銘柄は何かの指数と連動することはありません。リードはどうでしょうか?
日経平均とリード
ジャスダックとリード
マザーズとリード
ドル円とリード
チャートの形状としては日経平均・ドル円あたりと似てなくはないですが相関関係があるというには苦しそうに見えます。
制限値幅4倍時にリードで起きた現象をまとめる。
- 前日 609
- 始値 960(+57%)
- 終値 1009(+65%)
- 安値 772(+26%)
- 高値 1009(+65%)
制限値幅4倍時にリードで起きた現象をまとめる。
- 寄りは前日より高い。
- ストップ高2連の要因は、自動車の外装部品費3割削減する技術を開発
- 寄りから後場始値までが滑り台チャート。その後V字回復しストップ高引け
- 当日は日経、新興共に前場の寄りは低くスタートするが後場引けに向けて上昇した。
前回の4倍値幅テイン:同日4倍値幅日本金属と比較してみる
- 寄りは前日より高い。
- 〇同じく寄りは前日より高い(テインは+41%、日本金属は+34%、リードは+57%)
- ストップ高2連の要因は、自動車の外装部品費3割削減する技術を開発
- ✖テインは業績(日本金属:リードは材料)
- 寄りから後場始値までが滑り台チャート。その後V字回復しストップ高引け
- ✖両銘柄滑り台チャート。リードのみが特殊!?
- 当日は日経、新興共に前場の寄りは低くスタートするが後場引けに向けて上昇した。
- ✖地合いはテインと日本金属:リードでは違う。
H3個人的感想
まずは3つのチャートをご覧ください。
日本金属の紹介記事でも言いましたが、テインと日本金属はある意味似たチャート形状です。
ところがどうでしょう。
リードは前場まで似たような推移を見せていたにも関わらず、後場に入って一気に買われ始めて結局ストップ高で引けました。
事例の妄想【次の4倍値幅が制限が来たら試してみたい行動】
このリードという銘柄が特殊だったのではないかと思っています。
実際に、リードも日本金属も前日にはハイカラがなくなっていたので売ることは難しかったと言えますが、恐らく当日売れる状況であったら、私は踏みあげられていたでしょう。
というのも、リード以外の銘柄に関しては、直近の4倍値幅銘柄に関してはほとんどがプラス引けではあるものの4倍値幅を活かせていない(+数%~+20%未満)なので50%オーバーで寄り付いたリードを売れば儲かる可能性が高いと考えていたからです。
確かに、前場は調子よく(?)下げていましたが、反応できていない可能性が高いと考えられます。
次回に活かすとするならば、逆指値はしっかりしておきましょう。
というわけで今回はここまでです。
同日4倍値幅の日本金属が知りたい方はこちらをどうぞ。
気になる他の銘柄はこちらからどうぞ。
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